キャンプは野外での活動になるので、ケガや虫刺されなどの危険が伴ってきます。
その為、小さい子供がいる家庭や虫が嫌いな人がいれば、キャンプに興味があっても「何かあったら大変だよな・・・、お金もかかるしやめておこう・・・」
と諦めてしまっている人達は多いと思います。
これからキャンプを始めようと思っている初心者の方々も、ケガや虫などの問題があるため
「対策用品はちゃんと持って行くけどほんとに大丈夫かな・・・」
などと、不安をかかえてる場合もあるでしょう。
僕のキャンプ歴は2年です。
ちなみに仕事の経験年数は16年です。
年中、街中や山林等の外での仕事になります。
ケガや虫刺されなどのアクシデントから、部下や自分を守るための知識やスキルは身についています。
毎日がアウトドアって感じですね(^^;
↓合わせて読んでみてください。
◎本記事の目次【主な内容】
この記事を読めば、キャンプ中にケガや虫刺されなどのアクシデントがあった時の対処方法が分かると思います。
対処方法を覚えておけば、不安が軽減され自信がつき、安心してキャンプを行えるようになりますよ(^^)/
各ケガなどの対処方法
ケガやヤケドなどのリスクが最も高いのは大人より子供です。
転んですりむいたり、熱いものに触ってヤケドしたり・・・
特に5歳から0歳くらいの子どもをキャンプに連れて行くのなら、対処方法をしっかり覚えておく必要があります。
大人だからといって油断も禁物!
焚き火の際に、普段使いなれてないナタやオノ、ナイフを使う時はケガのリスクが増します。
それでは、対処方法を一つ一つ見て行きましょう。
1.切り傷、すり傷
◆処置の仕方
水道水で傷口を洗い流す。
汚れや砂などを取り除く。
↓
ガーゼなどで傷口を圧迫して止血する。
出血している場合は、傷口を心臓より上にする。
↓
血が止まれば絆創膏などで処置はOK。
【こんな時は病院へ】
・動物にかまれた
・大きい、深い切り傷
・ガラスやトゲなどが刺さった
・傷口の砂などが取れない
2.打ち身・ねんざの処置
晴れの程度を確認し、手や足を地面につくことができるなら、水や氷で冷やしテーピングで固定する。
3.ヤケドの処置
ヤケドをしたら、すぐに水道水で冷やしましょう。
大きなヤケドの時は、バケツなどに水をためながら冷やす。
水ぶくれや変色があれば速やかに病院へ。
4.骨折の処置
骨が変形していたり、手や足を地面に付くことができなったりするときは骨折の恐れがあります。
添え木や段ボールなどで痛む場所を固定しましょう。
骨折の場合は速やかに病院に行ってください!
↓骨折の応急処置の仕方はこちらへどうぞ。
https://fracture-net.jp/first_aid.html
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正しい対処方法を覚えて置けば、実際に各ケガなどをした時に悪化させることなく処置できます。
昔に親や先生が教えてくれていた処置方法は、医療が進んだ今となっては少し違いも出てきています。
そこもしっかりと確認しておきましょう。
スマホですぐに調べられますが、ケガをしてすぐに処置するには自分の頭に入れておくことが大切ですよ(^-^)
熱中症への対処方法
暑い時期に気を付けたいのが熱中症です。
ひどい熱中症だと動けなくなったり、最悪死につながる恐れがあります。
しっかりと対処方法を覚えておく必要があるでしょう。
◆熱中症の症状
代表的な症状としては、だるさ、吐き気、めまい、あくび、顔の火照り、筋肉痛、筋肉の硬直、頭痛、高体温、大量に汗をかく、などが挙げられる。
ぐったりして呼びかけにも反応しなくなるような意識の低下も特徴で、症状が進むと意識がまったくなくなってしまうことも。
頭痛や吐き気があれば、早急に医療機関にかかるほうがよい。
とりわけ、高体温、けいれん、意識障害がある場合は重症。たとえ発汗していなくても、体温が高い場合は重症度が高いので注意が必要。
重症化すると複数の臓器に異常が出て、中枢神経障害や肝臓・腎臓障害などが起きるほか、時には播種性血管内凝固(DIC)と呼ばれる症状を引き起こす。
引用 https://doctorsfile.jp/medication/233/
◆熱中症の処置(軽い症状の場合)
日陰などの涼しい場所に移動させる。
↓
意識があり自分で動けるようなら、スポーツドリンクを飲ませ水分と塩分の補給をする。
↓
体を横にさせタオルなどで足を高くする。
↓
氷などで太い血管が通っている首や脇を冷やし様子を見る。
↓
板状のものであおぐ。
僕が紹介してるのはあくまでも軽い症状の応急処置になります。
軽い症状でも必ず病院に行きましょう。
重症の場合は応急処置をしつつ、早く救急車を呼んだ方がいいです!
◆熱中症の予防
【予防のポイント】
・水分、塩分をこまめにとる。
・涼しい所で適度に休憩する。
・激しく体を動かさない。
皆さんが分かってる事だと思いますが、あえて紹介しました。
でも、上記のポイントが本当に大切だと思います!
寝袋や体調が悪い時でも熱中症になる可能性があるので、暑い時はなるべく無理をしないようにしましょう。
※僕の体験談
僕は仕事柄、熱中症になってしまった人を見る時があります。
ひどい症状だと吐いたり唇が紫色になったりする事がありました。
具合が悪くなった時僕たちの職場では、とりあえずエアコンをきかせた車に乗せて、上記であるような処置をして休ませたあとは病院へ行ってもらいます。
動けなくなった人は見たときありませんが、すぐに病院へ連れて行く事が大切ですね。
職場では重症になった例はないので、早めに予防と処置してるのがいいのかなと思っています。
虫に刺された後の対処方法
虫に刺されは毒を持つ、持たないの2つに別れます。
キャンプでは特に蚊やアブが多いので対処方法を紹介します。
◆蚊やアブに刺された時の処置
まず刺されたら患部を水道水で流しながら冷やしましょう。
そしたら、抗ヒスタミン軟膏(市販で売っているムヒなどの虫刺され用の薬)を塗ります。
とりあえず、このくらいの処置でOKです。
何もしないよりは、かゆみをかなり押さえられます。
かゆみが強ければ冷やすのも効果的ですよ!
もし、ポイズンリムーバーなどの毒を抜く物をもっているのなら、先に毒素を抜いてから水道水で洗い流し軟膏を塗れば、かゆみをさらに押さえられるでしょう。
ポイズンリムーバーがなければ、指で患部をつまんで毒素を抜くのもありですが効果は薄いでしょう。
◆ハチなどの毒を持つ虫に刺された場合
毒を持つ虫に刺された時は、まず先に毒と毒はりを抜きましょう。
ポイズンリムーバーがあるなら必ず使用してください。
そしたら、水道水などの飲み水で洗い流し、抗ヒスタミン軟膏を塗り冷やしながらすぐに近くの病院に行きましょう。
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蚊やアブなどは薬を塗っておけばなんとかなりますが、ハチなどの毒を持った虫に刺されると命に関わってくるので注意ですね!
その為にも、病院に行くまでの応急処置の仕方が症状を良くも悪くもするので、しっかりと頭に入れておくことが大切です。
毒を持つ虫に刺されたら、大丈夫だと思わず必ず医療機関を受診してください。
虫を寄せ付けないコツの紹介
虫に刺されないためには、近寄らせないことが大切になります。
何も対策しないと、ドンドン虫が集まって大変な事に・・・
そうならないために、虫を寄せ付けないコツを紹介します。
1.蚊取り線香などを使用する。
一般的な虫除け対策ですね。
風上においておけば、居住場所に煙が入り蚊などの虫が少なくなります。
2.一番明るいランタンをサイトから少し離しておく。
メインのランタンをサイトから少し離して置いておくと、虫は強い光の方に集まるので居住場所に虫がくるのを軽減できます。
3.電撃殺虫ランタンをつかう。
テント内の蚊や小さい虫は電撃殺虫ランタンを使うと便利です。
↓あわせて読んで見て下さい。
4.メッシュスクリーンタープをつかう
全面に網戸がついている感じて、虫の侵入を防いでくれます。
物によっては、スクリーンもありフルクローズにできるのでさらに安心です。
↓合わせて読んでみてください。
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他にも、虫よけスプレーなど虫対策グッズがあるのでいろいろ調べて見てください。
気持ちよくキャンプするためには、虫に邪魔されないのが一番です。
適度な虫よけ対策を行い、ストレスなくキャンプを楽しみましょう。
【まとめ】ケガや虫刺されによる対処方法をしっかり身に付けよう
せっかくのキャンプをケガや虫刺されによって、気分が落ちてしまえば楽しむどころではなくなってしまいます。
そもそもキャンプ自体が中止になってしまっては残念ですよね(>_<)
ケガなどをしないのと、虫に刺されないのが一番ですが野外での活動は何が起きるか分からないのが現実です。
それでも、何かあったときの対処方法を知っておけば症状の悪化を防ぐ事ができるでしょう(^-^)
安心してキャンプするために、今回の記事の事を覚えておいて損はないとおもいます。
↓合わせて読んでみてください。
今回はここまでになります。
バイバイ~☆
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